錆びや焦げでも落とせる

どのような素材の調理器具でも、天日干しが効果を発揮します。 天気の良い日が続いていたら、調理器具の錆びや焦げを落とすチャンスだと思ってください。 事前に自宅のどこに置けば直射日光がきちんと調理器具に当たるのか、ベストポジションを見つけておきましょう。

ステンレス製の調理器具

次は素材別に錆びや焦げの落とし方を見ていきましょう。 ステンレス製の調理器具を使っている人が多いと思いますが、その場合は重曹を使ってください。 それでも落とせなかったら、お酢を使いましょう。 お酢を使うことで、アルカリ性の錆びや焦げをスムーズに落とせます。

使って良いものとダメなもの

中性洗剤を使うことで、アルミの調理器具についた錆びや焦げを落とすことができます。 ですがステンレス製の調理器具のように、重曹を使ってはいけません。 ここが気を付ける最大のポイントで、重曹を使うと調理器具についているコーティングが剥がれてしまいます。

天日干しをする方法

錆びや焦げが気になったら、調理器具を天日干ししてみましょう。
コツは日当たりの良い場所を探して、調理器具に直射日光が当たるように置くことです。
また天日干しは最低でも1週間は続けてください。
1週間が経過したら割り箸やヘラなどを使い、錆や汚れを落としていきましょう。
楽な方法ですし、どのような素材の調理器具にも使える面がメリットです。
ただ1週間は天日干しをするので、その間は調理器具を使えなくなってしまいます。

ステンレス製の調理器具の錆びや焦げは重曹で落とすことができます。
調理器具以外を掃除する時にも使えるので、自宅に重曹を用意しておくことをおすすめします。
ですが錆びや焦げがひどい場合は重曹だけでは足りないかもしれません。
その場合はお酢を使ってください。
食用のお酢で良いので、自宅にいつでもあると思います。
お酢は酸性で、アルカリ性の汚れを落としたい時に向いています。

素材にアルミを使っている調理器具はクレンザーを使って落としてください。
スポンジにクレンザーを付けて、錆びや焦げを直接落としていきます。
またアルミの調理器具の錆びや焦げは洗剤を使って落とすことも可能です。
この時は中性洗剤を使ってください。
このように調理器具の素材によって、掃除の方法を変えるのが良い方法です。
錆びや焦げを綺麗に落とすことができれば、まだまだ調理器具を使用できます。
お気に入りの調理器具をこれからも使えるように、覚えておきましょう。